腸内環境が悪いとどんな症状があるのか知りたい!

腸内環境が悪いとさまざまな症状が出ると言われていますよね。
『第二の脳』とも呼ばれる腸は、私たちの健康に大きな影響を及ぼします。

良い腸内環境とは、どのような状態なのでしょうか。
腸内には500~600種類の細菌が存在しており、大きく3種類に分けることができます。

・善玉菌
善玉菌の代表格は乳酸菌、ビフィズス菌などです。
善玉菌は身体の健康を維持するために大切な細菌で、免疫力を高めたり腸が正常に機能できるようサポートする働きがあります。

・悪玉菌
大腸菌、ウェルシュ菌などが悪玉菌です。
腸内環境を悪化させ、腸の機能を低下させたり有害物質や毒素を産生します。

・日和見菌
善玉菌でも悪玉菌でもないものです。
どちらか腸内で優勢に働いているほうの味方になります。

生まれたばかりの赤ちゃんの腸内にはビフィズス菌などの善玉菌が非常に多く、悪玉菌はごくわずかしか存在しません。
成長にともなって善玉菌や悪玉菌のバランスは少しずつ変化し、正常な状態では善玉菌と悪玉菌、日和見菌の割合が2:1:7になります。

しかし加齢や生活習慣、ストレスなど様々な要因によって菌のバランスが崩れて悪玉菌が優勢な状態になると、私たちの身体にはいろいろなトラブルが起こります。
腸内環境の変化は私たちの健康を大きく左右します。

◆自律神経がうまく働かなくなる

神経物質であるセロトニンには幸福感を高める働きがあります。
セロトニンはもともと腸内で作られており、腸に70~90%も存在します。
腸内セロトニンが不足すると自律神経がうまく働かなくなり、精神不安定やうつを引き起こします。
疲れを感じやすくなり、不眠などの症状が出ることもあります。
ストレスによる病気として知られている過敏性腸症候群はこの腸内セロトニンが不足していることが原因だといわれており、下痢や便秘を起こしやすくなります。

◆ニキビや吹き出物などの肌トラブル・便秘

悪玉菌が多い腸内環境では有害物質や毒素ができてしまい、血液と一緒に全身に運ばれます。
汚れた血液が肌に届けられることによってニキビや吹き出物ができやすく、治りにくい状態になります。
肌のターンオーバーサイクルが乱れ、肌がくすんでシミができやすくなります。
また、消化機能が低下しやすくなるために便秘がちになります。

◆アレルギー症状が出やすくなる

善玉菌には免疫力や抵抗力を高める働きがありますが、悪玉菌によって数が減少することによってアレルギー症状が出やすくなります。
花粉症や感染症、アレルギー性鼻炎やアトピーになる可能性があります。

◆口臭がきつくなる

腸内環境が悪いと取り込んだ食べ物や老廃物が分解されにくくなり、腐敗して強いニオイのある有害物質や毒素ができます。
この腐敗ガスが腸内に充満することによって口臭の原因になります。

◆大腸の病気との関係性

腸内環境が悪い人は大腸のポリープやガンになりやすいといわれています。
悪玉菌が増えることで免疫力が低下するために病気になりやすくなります。
また、善玉菌はガンを予防する働きがあるため、善玉菌が暮らしにくい腸内環境ではガンになりやすいそうです。

◆イライラしやすくなる

さまざまな身体症状が現れることによってストレスを感じやすくなり、イライラしたりヒステリーを起こしやすくなります。
活動意欲が低下するため、学業や仕事に影響が出ることも少なくありません。

腸内環境のバランスが変わることによってさまざまな症状が出るんですね。
ひとつだけではなく、いくつも同時に症状が現れることもあります。
普段、腸の働きについて考えることはあまりないですが、私たちが健康に生きるために非常に重要な役割を持っているということが分かりますよね。

腸内環境だけが原因ではありませんが、健康や美容のためには善玉菌を増やしていくことが欠かせません。
善玉菌は食べ物で取り込むことができるほか、最近では良質な善玉菌をサプリメントにしたものも販売されています。
腸内環境を改善して毎日を健康に楽しく過ごしたいですね!

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